ジャズドラマー木下恒治の日々の活動、ジャズやジャズドラミングの楽しく奥深い世界をお伝えしています。

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ジャズドラマー木下恒治のBlog

iPhoneを高音質にしてくれるアプリ

iPhoneに入ってるiTunesデータを高音質にしてくれるアプリ「UBiO」を入れてみました。
低域・中域・高域がうまく分離されてクリアな音になります。なおかつ設定で広がりも出せる。
音源によっては、埋もれていたハイハットの音が聞こえたりボーカルも艶やかに聞こえます。
iPhoneで良く音楽を聴かれる方にはオススメですね。
450円。イヤホンやヘッドホンを買うより良いかも知れません。
「UBiO」
https://itunes.apple.com/jp/app/ubio/id563103341?mt=8&ign-mpt=uo%3D4
1898180253_132.jpg


「高音質再生のすすめ」
先日ご紹介したiPhoneの高音質再生ソフト「UBIO」の続報と伝え切れて無かったことがありましたので、再度書くことにしました。
「UBIO」
https://itunes.apple.com/jp/app/ubio/id563103341?mt=8&ign-mpt=uo%3D4
「UBIO」で「Getz/Gilberto」を再生してみたんですが、今まで聞こえていなかった打楽器の音に微妙なアクセントが着いているのに気づいたり、叩く位置を変化させて叩いていることに気づいたり・・・
また、Stan GetsのSaxの音の立ち上がり感・・・かすれ具合が何とも言えず心地良かったり!!
おお~!! ドラマーが録音当時こんなことをしていたのか!!
・・・・こんな感じで、今まで気がつかなかった部分が聞こえて、当時のミュージシャンが何を伝えたかったのかに触れたようで、また時代にタイムトリップしたような大感動でした!!
本当に音質が変わると同じアルバムが全く別物に聞こえてしまいます。
(「UBIO」の効果はアルバムによってまちまちですが)
僕は何度もレコーディングを経験していますが、スタジオで撮った音はなかなか良かったのに、自宅の再生装置で聴いたら、シンバルの高音域の伸びが足りなかったりしてがっかりしたことが何度かあります。
もちろん、録音の機材や録音状況でも全く音質は変わりますが、ミュージシャンなら自分の意図した音や表現したいことが音源からストレート伝わることが何より嬉しいことですよね。
最近では、iPodなど携帯再生プレイヤーの普及でCDなどが圧縮化記録されいて、高域の伸びが足りなかったり、音自体が平面的に再生されることが多いのではないかと思います。
オーディオに多額のお金をかけて、再生装置自体の性能をアップして行く方法も一つの手段でしょうが、iPhoneやiPod、パソコンなど、普段音楽を聴く、身近な再生機こそレベルアップする必要性があるのだなと改めて感じました。
調べてみましたが、PC用に高音質再生ソフトもWindows・Mac、色々あるようですね。
過去の偉大なプレイヤーの指使い・イントネーション・抑揚・アクセント・・・
また、大好きな歌手の息遣い・発音のニュアンス・・・
これらを、より良く聴き取れるということは、過去のレコーディングの遺産を正しく評価することに繋がると思いますし、音楽を演奏する方は自分の演奏技術習得に直接関わりが出てくる内容だと思います。
ぜひ、身近な再生装置の高音質化をすすめてみて下さい。

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