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ジャズドラマー木下恒治のBlog

「ダイナミクスレンジを広げる」

音楽の表現では、一本調子の演奏より、メリハリの効いた演奏の方が、
曲全体としては表現力に富みます。

もちろん、最初から最後まで、眉間にを寄せ、渾身の力を込めてすることも、時に感動を呼びますが、曲のダイナミクスが一本調子だと、どうしても単調になりやすい。

例えば、会話や話も音楽と似ていて、念仏の様に淡々と語られる言葉よりも、
ポイントを強調された話の方が説得力がある。

音楽のセンテンス(フレーズ)一つ取っても、アクセントが付いている方が生き生きとして聞こえます。

生き生きと表現する為に・・・

「どこを強調するか」を考える。

これは、「足す発想」ですね。

反対に、「引く発想」。

強調したい部分を浮き立たせる為に、それ以外の部分を強調しない・・・

しかし、、、

「足す発想」より「引く発想」の方が難しい。

打楽器やその他の楽器でも同じですが、小さい音を出すことの方が難しいんですね。

ダイナミクスレンジを考えた演奏とは、どうしても大きな音を出すことばかりに気を取られがちになりますが、大きな音の方が比較的出しやすいでしょう。
(大きな音・響く音を出すことも、もちろん重要ではありますが)

ダイナミクスレンジを広げ、表現の幅を広げる為に、小さい音を意識してみましょう。

ff(フォルテシモ)や f(フォルテ)の表現は一定でも、p(ピアノ)やpp(ピアニシモ)等の、小さい音での表現力が増せば、ダイナミクスレンジも広がり、あなたの表現の幅が広がることにつながります。

試してみて下さい。

また、気付いたことを書いてみたいと思います。

それではまた。

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